法律相談 #24「夫が不倫の事実を認めようとしません。どの程度の証拠があればいいのでしょうか」

夫が不倫の事実を認めようとしません。どの程度の証拠があればいいのでしょうか。

  例えば、夫が女性とラブホテルから出てきた時の写真、或いは女性と観光地を旅行している写真などは、不貞行為を推認する有力な証拠です。
女性と交わしたメールも、有力な証拠となりえます。例えば、夜のデートの約束をしていたり、激しい愛情表現の言葉などがあれば、不貞行為が推認されることになります。
ただし、最近は相手が異性であっても気楽にメールを交わしています。そのメールが不倫関係を裏付けるのか、それとも友人関係に過ぎないのか迷う場合には、弁護士に相談してみたほうがいいでしょう。
夫に不利なメールや写真を夫に無断で持ち出した場合、裁判で証拠として利用できるのかと心配される方がいますが、心配は無用です。
民事事件の場合、証拠の入手方法が特に悪質な場合を除いて、制限はありません。
実質的に考えても、不倫の証拠となる写真やメールは、多くの場合は不倫をした者が所持しています。証拠の入手方法について制限を加えようとすれば、不倫を立証しようとする側に立証の術がなくなり不公平にもなってしまうからです。