法律相談 #26「知人から絶対に返済するから、少しの期間だけ100万円貸してほしい、と言われました」

知人から絶対に返済するから、少しの期間だけ100万円貸してほしい、と言われました。お金を貸しても大丈夫でしょうか。

  お金を貸すということは、お金という金融資産を自分の手元から一時的に減少させてしまうことを意味します。「返済する」と言われても、言葉のみで絶対に戻ってくると信用してしまうことは危険です。
まず、収入や資産を調べてみましょう。会社員であれば給与明細書や源泉徴収票、自営業者であれば決算書をもらいましょう。土地や建物があるというのであれば、不動産登記簿を見せてもらいましょう。返済能力があるかどうかわかるはずです。
相手の返済能力に問題がある場合には、貸付を断るか、貸付けるにしても保証人や担保を確保することが必要です。
次にお金を貸すにしても、契約書を作成しておくことは必要です。氏名は必ず自署してもらい、実印を押してその印鑑証明書ももらっておきましょう。これらがあれば、後日「借りた覚えはない」などの言い逃れはできなくなるからです。
以上のことは、金融機関であれば必ずやっていることですが、素人がやるのは大変です。したがって、お金を貸すことを素人の方にお勧めすることはできません。