法律相談 #27「自宅屋根の雪庇が落ちてその下に停車していた他人の車にキズをつけてしまいました」

自宅屋根の雪庇が落ちてその下に停車していた他人の車にキズをつけてしまいました。私に責任があるのでしょうか。

 屋根の雪の管理はその家の所有者がしなければなりません。雪が屋根に積もり庇のようになれば、落下することも当然に予想されます。したがって、落下した雪で他人の車がキズついた場合には、家の所有者が車の修理費を負担しなければなりません。
そうならないためにも、早目に屋根の雪下ろしをするか、或は落雪が予想される付近は注意を喚起する看板を設置するなどして通行できないようにしておく必要があるでしょう。
なお、屋根雪の場合、隣家に自然落下してトラブルになる場合もあります。民法は、雨水についてですが、土地の所有者が直接に雨水を隣地に注ぐ構造の屋根その他の工作物を設けてはならないと規定しています。これは、雪の場合にもあてはまります。
隣家と近接している場合には、屋根に雪止めを設置(ある程度の積雪の負担に耐えるもの)する必要がありますし、こまめに屋根の雪下ろし作業をしなければなりません。
今年は大雪になりそうです。トラブルにならないように十分な注意をしてください。