健康っていいじゃないか!! #8「胃の調子がおかしい… これってピロリ菌と 関係ありますか?」


胃の調子がおかしい…これってピロリ菌と関係ありますか?

 ピロリ菌は、日本人の3.6人に1人が感染しているといわれています。感染経路ははっきりとわかっていませんが、大部分が経口感染で、乳幼児期に上下水道が十分普及していなかった世代の感染率が高いようです。ピロリ菌に感染すると胃に炎症を起こしますが、ほとんど自覚症状がありません。しかし、慢性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍の患者さんはピロリ菌に感染していることが多く、潰瘍の発症や再発に関係していることがわかっています。さらに、ピロリ菌は胃癌に関連し、除菌により胃癌の発癌が減ることもわかってきました。  ピロリ菌の感染を調べるには、内視鏡(胃カメラ)を使う方法の他に血液や尿、便の検査などがあります。ピロリ菌がいた場合の除菌療法は、1種類の「胃酸の分泌を抑える薬」と2種類の「抗菌薬」を1日2回、7日間服用する方法です。終了後4週間以上経過してから一度検査をして、ピロリ菌が除菌されたかどうかを確認します。  内視鏡検査でヘリコバクターピロリ感染症と診断できれば保険診療での除菌が可能です。

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