健康っていいじゃないか!! #12「最近、食べ物や飲み物が 飲み込みづらくなりました。」


最近、食べ物や飲み物が飲み込みづらくなりました。

 飲み込むことは生きていくために欠かせない能力です。しかし、加齢や脳卒中などの神経疾患で飲み込む力が衰えてくると、水分でもむせるようになり、誤嚥性肺炎になります。液体は食道の入り口が開くよりも速く喉を流れるので、むせやすいのです。しかし、喉をゆっくり流れるように、とろみをつけるとむせにくくなります。固形物でも、ご飯よりお粥、とろみをつけたりゼリー状にしたおかずならむせにくいです。食事時の姿勢は、通常上半身を90度に起こしますが、ある程度後ろに倒すと顎を引いた状態になり、むせにくくなります。その姿勢が辛ければ、飲み込むたびに頷くのも有効な場合があります。
 また、食事中に咳や痰が出てくる場合には、我慢せずに咳をしてノドをスッキリさせ、食事とゼリーを交互に食べる交互嚥下を実践してみてください。
 食後の咳や痰は飲食物が喉から食道に入りきらず、喉にたまったり気管に入っている可能性があります。飲み込みやムセが気になったら、喉の状態を内視鏡で確認できますので、医師にご相談ください。

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