妊活相談室 #22「不妊治療で行う子宮卵管造影検査はどんな検査ですか」

不妊治療で行う子宮卵管造影検査はどんな検査ですか。痛い検査だと聞いたことがありますが、どうしてもしなければいけませんか?

  子宮卵管造影検査というのは、卵管の通過性と形態の異常があるかどうかを調べるためのレントゲン検査です。子宮口から造影剤と呼ばれる検査薬を注入し、子宮内から卵管へ流してお腹に流出する様子を画像で確認します。排卵した卵子は卵管に取り込まれて卵管で受精するので、卵管が通っていなければなりません。子宮の形態に異常があれば、流産の原因になります。卵管に異常があればいくら排卵を刺激しても妊娠しません。子宮卵管造影検査は、ぜひ受けていただきたい必須検査なのです。
この検査の後は妊娠しやすくなると以前から言われています。検査目的以外に治療も兼ねています。ネットの書き込みなどでは、不妊症検査のなかで最も痛い検査と書かれています。しかし、実際毎日の診療では、痛くてもう嫌だと言われた方はいらっしゃいませんし、気絶するくらい痛みを訴えられる方もおられません。この検査を行っても痛みを訴えられる方は殆どいらっしゃらないのが現実です。卵管が閉塞している場合、造影剤を注入すると閉塞部分で圧がかかります。この圧力がかかることにより痛くなるのです。また、正常の卵管であればゆっくりと造影剤を注入すれば、痛みが少ないのも事実です。

  • 妊活や更年期に関するご質問がある方は編集部まで