妊活相談室#39「基礎体温をつける目的は何ですか?」

基礎体温をつける目的は何ですか?

基礎体温を測る目的は、低温相と高温相が分かれて高温相が12~14日続くことを確認するためです。よく基礎体温が落ちた日が排卵日だと書いてありますが、それに当てはまる人は20%位です。これは、アメリカの研究データから明らかになりました。では、なぜ基礎体温を測定するのか説明いたしましょう
卵胞(卵子の入った袋のこと)が20㎜位で自然排卵し、その抜け殻が黄体というものになります。この黄体から、黄体ホルモンが産生されます。この黄体ホルモンの役目が大事になります。黄体ホルモンは、排卵してから約1週間後に子宮に戻った受精卵が着床するために、子宮内膜を整える役目をします。つまり、子宮内膜が剥がれないよう、受精卵が着床しやすいように黄体ホルモンが働くわけです。妊娠すると妊娠ホルモンが黄体を刺激して、黄体ホルモンの分泌を持続させています。妊娠しなかった場合、卵巣の黄体の寿命(12~14日間)が来て、黄体ホルモンの分泌がなくなり子宮内膜が剥がれて生理になります
基礎体温で高温になるのは、黄体ホルモンがたまたま脳の体温中枢を刺激して高温になるのです。黄体ホルモンがちゃんと出るくらいの排卵があったことを確かめるのが基礎体温ということになります。(詳しくは当院のホームページ 教えて妊活プラスで)

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