妊活相談室 #66「基礎体温をつけていますが高温相になりません。排卵後…」


基礎体温をつけていますが高温相になりません。排卵後に飲み薬を出され飲んでいますが高温にならず妊娠しません。なぜでしょうか?

正常な排卵の場合、卵子の入った卵細胞が破裂し、その破れた残りの卵胞が黄体になり、そこから黄体ホルモンが分泌されます。黄体ホルモンには受精卵を着床させ、妊娠した場合それを維持継続させる働きがあります。そして、体温の高温相はこの黄体ホルモンの血中濃度が3~5ng/ml以上になると現れます。排卵があっても高温相が現れないのは、黄体ホルモンが十分に分泌されない黄体機能不全だと考えられます。これを改善するため、黄体ホルモンが処方されることもありますが、排卵後に飲んでも意味がありません。黄体ホルモンを増やすには、排卵そのものを改善する必要があります。排卵を改善させる方法は、排卵誘発剤を使用する方法がベストです。しかし、ここで注意する点が一つあります。排卵誘発剤は内服薬だけでは不十分なので、黄体形成を完璧にするには注射も併用する方法をおすすめします。ちなみに、黄体ホルモンの飲み薬は3種類あり、中には基礎体温を高温にする作用がないものもあります。

※詳細は大島クリニックのホームページ

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