妊活相談室 #77「妊娠中にインフルエンザワクチンを接種しても大丈夫ですか。」


妊娠中にインフルエンザワクチンを接種しても大丈夫ですか。

 ワクチンには、ウイルスの病原体を不活化させた不活化ワクチンと弱毒生ワクチンの2種類のワクチンがあります。インフルエンザワクチンは不活化ワクチンでありますので、理論上はインフルエンザワクチンを投与しても病原体は活動しないわけですから妊娠中でも害がありません。しかし、妊婦さんへインフルエンザワクチンを投与した結果の蓄積データがないため、現在のところ器官形成が終了した妊娠4か月以降でのインフルエンザワクチン接種が推奨されています。では、妊娠初期でインフルエンザワクチンを接種してしまったら妊娠をあきらめなければいけないかというと、そういうことはありません。
 妊娠中に接種が適応されるワクチンもあります。流行地への渡航時のポリオ、黄熱(弱毒生ワクチン)や日本脳炎、破傷風(不活化ワクチン)などがあります。弱毒生ワクチンの風疹も接種後は2か月間は避妊となっていますが、妊娠が分からず誤接種した場合でも胎児への副作用の根拠はありません。

※詳細は大島クリニックのホームページ

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