ここらオタクイズ vol.13「坂口謹一郎ってどんな人?」答え(2022年3月号掲載)

これであなたもここらの達人! ここらオタクイズ

ここら(上越・柏崎地域)の歴史、文化、自然を知って、もっとここらを好きになっちゃおう!

 

vol.13「坂口謹一郎ってどんな人?」の答え

「酒の博士」で知られる上越市の偉人・サカキンさんのクイズです。
出題者:坂口記念館(頸城区総合事務所)

Q1.坂口博士が地元の人とお酒を飲みながら交流した場所は?
①楽縫庵(らくほうあん)  ②喜縫庵(きほうあん)  ③椿縫庵(ちんほうあん)

【答楽縫庵

坂口博士は、各界各層で活躍されていた同僚や教え子、経済人らを年に一度、椿の花咲く4月に招き、酒を振るまわれるのが至上の喜びでした。

Q2.坂口博士語録。○○に入る言葉は?「何か問題があれば、まず○○に聞け」
①顕微鏡  ②微生物  ③酒

【答微生物

坂口博士は、麹菌に関する詳しい研究をされ、日本酒の醸造に必要な微生物学的基礎を確立するとともに、応用微生物学から今日のバイオテクノロジー研究への道を開かれました。

Q3.坂口博士・鳥井信治郎・川上善兵衛は、国産の何を造るのに力を尽くした?
①コーヒー  ②ワイン  ③紅茶

【答ワイン

坂口博士が鳥井氏と川上氏を引き合わせたことが、今日の国産ワインの基礎作りにつながりました。

Q4.杜氏が最も神経を使う作業「製麹工程」。麹はおよそ何日間かけて作られる?
①およそ1日  ②およそ2日  ③およそ5日

【答およそ2日

蒸米(むしまい)に種麹(たねこうじ)をふりかけ、麹室(こうじむろ)で昼も夜もこまめに手をいれながら、約2日間かけて作り上げます。

 

頸城区にある坂口記念館には、もっと詳しく展示されていますので、ぜひ見学に行ってみてください。館内には、酒杜り館、楽縫庵、広いお庭には博士が育てた200種以上の雪椿があります。

坂口記念館HP https://www.city.joetsu.niigata.jp/soshiki/kubiki-ku/kubiki-sakaguchi.html

  • イベント情報①「坂口記念館ひなまつり」
    楽縫庵(らくほうあん)に、約170体のひな人形、つるし雛を飾ります。
    日時:2月12日(土)~3月6日(日)午前10時~午後4時
  • イベント情報②「坂口謹一郎博士と酒とつばきの祭典」
    日時:4月1日(金)~4月20日(水)午前10時~午後4時 ※期間中休館日なし
    4月9日(土)と10日(日)の両日は入館料無料。