ここらオタクイズ vol.21「小川未明って知ってる？」答え（2022年11月号掲載）

ここら（上越・柏崎地域）の歴史、文化、自然を知って、もっとここらを好きになっちゃおう!

日本近代童話の父と呼ばれた上越市出身の児童文学作家。今年生誕140周年。
出題者：小川未明文学館

Q1.小川未明の代表作は次のうちどれ？
①赤い蠟燭と人魚　　②泣いた赤鬼　　③手袋を買いに

【答①】赤い蠟燭と人魚
1921年（大正10年）に発表された創作童話で小川未明の出世作となった。②『泣いた赤鬼』は浜田広介作。小川未明・坪田譲治と並んで「児童文学界の三種の神器」と評された。③『手袋を買いに』は新美南吉作の児童文学。

Q2.出身校は今の何小学校？
①上越教育大学附属小学校　②東本町小学校　③大手町小学校

【答③】大手町小学校
現・上越市幸町生まれの小川未明が通ったときは岡島校という名称だった。

Q3.中学以来の学友で仲の良かった偉人は誰？
①坂口謹一郎　②相馬御風　③保阪潤治

【答②】相馬御風
高田中学（現・新潟県立高田高等学校）の同級生。糸魚川出身の相馬御風は『春よ来い』などの童謡の作詞者としても知られる。相馬御風についてのオタクイズは2021年12月号のcocolaで掲載。

Q4.小川未明のお父さんが創建に尽力した神社は？
①春日山神社　②日枝神社　③榊神社

【答①】春日山神社
父・澄晴が荒れ果てていた春日山に上杉謙信を祀って創建。小川未明も15歳頃から19歳頃まで春日山神社境内の住居に住んでいた。ちなみに境内には未明の詩碑が建てられており、宝物館には未明に関する資料も展示されている。