ここらオタクイズ vol. 43「片貝縄文資料館って知ってる？」答え（2024年10月号掲載）

ここら（上越・柏崎地域）の歴史、文化、自然を知って、もっとここらを好きになっちゃおう!

数多くの縄文時代の遺跡が見つかる中郷区。
その出土品の一部を展示している「片貝縄文資料館」にまつわるクイズです。（出題者：片貝縄文資料館）

Q1.中郷区では多くの縄文時代の遺跡が見つかっていますが、この資料館に展示されているのはなんという遺跡の出土品でしょうか?
①籠峰（かごみね）遺跡　②釜蓋（かまぶた）遺跡　③塔ヶ崎（とうがさき）遺跡

【答①】籠峰（かごみね）遺跡

釜蓋遺跡は上越妙高駅西口にある弥生～古墳時代の遺跡で、塔ヶ崎遺跡は頸城区にある縄文時代中期の遺跡です。

Q2.①の遺跡は縄文時代後期～晩期にかけての遺跡とされていますが、集落のどのような場所だったでしょうか?
①風呂場　②墓・祭祀の場所　③狩りの場所

【答②】墓・祭祀の場所

縄文時代後期には掘立柱建物や竪穴建物が環状に配置される集落でした。晩期になると石で組んだ墓が多く造られるようになります。

Q3.①の遺跡からは土器のほかにも全国１位の出土量のものはなんでしょうか?
①土偶　②矢じり　③石冠（せっかん）

【答③】石冠（せっかん）

石を冠のような形に整え、最後に磨いた石製品です。何に使われていたのか分からない謎の道具です。

Q4.片貝縄文資料館から車で5分のところにある泉縄文公園。この公園はある花の隠れた名所としても知られています。何の花でしょうか?
①ひまわり　②桜　③コキア

【答②】②桜

になると公園内にある桜が見ごろになります。市民団体が作っている竪穴住居も見学できます。