41歳から妊活をしています。調べると体外受精の妊娠率が良いとのことですが、体外受精で特別な方法での妊娠は可能ですか?
米国疾病予防管理センターの報告によると、米国では体外受精などの生殖補助医療の治療者の63.3%が35歳以上でした。これは、社会的要因の変化により女性の結婚年齢が上がり、不妊治療を受ける患者年齢も上昇していることが影響していると考えられます。卵子は胎生期に700万個造られ、その後喪失が始まり、出生時100万個、生理開始時に30万個になります。月経1周期毎に卵子が1,000個ずつ減少し、閉経の10~15年前に卵子喪失は加速されると報告されています。また、加齢に伴い卵子数は減って、染色体異常は上昇するので異常率は上昇します。卵子の染色体異常率は、34歳未満で10%、36歳10~20%、39歳30%、41歳40%、42歳50%、44歳70%、45歳以上100%とされていて、一般不妊治療より妊娠率が高い生殖補助医療の重要性は年齢とともに高まります。35歳以上の治療者に対する生殖補助医療の各種治療効果をまとめると、卵胞刺激の方法、使用する薬剤、顕微授精使用、着床前胚染色体異数性検査(PGTA)などで明確に優位な方法は認められませんでした。唯一胚移植数を増やすことで生児獲得率が上昇することが示されています(Human Reproduction Update,2025,31(6))。妊娠を希望する方は、早めの治療とステップアップをおすすめします。(詳細は、HP cocola妊活プラスで)
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