ここらオタクイズ vol.05「直江津が鉄道の町って知ってる?」答え(2021年7月号掲載)

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vol.05「直江津が鉄道の町って知ってる?」の答え

歴史ある「直江津駅」にまつわるクイズです。
出題者:直江津鉄道振興会

Q1.新潟県で一番早く鉄道が走った街はどこでしょう?
①新潟  ②新津  ③直江津

【答③】明治19年8月15日、新潟県で一番最初に鉄道が走ったのが「直江津線」です。直江津から東京へ向かって関山まで走りました。物流と言えば籠・荷車・馬等のように歩くことが基本であった時代、汽車を初めて見た人は驚いたことでしょう。

Q2.大隈重信は明治2年に日本初の鉄道敷設を決めました。その根拠となった「鉄道憶測」を書いたのは誰でしょう?
①大久保 利通  ②前島 密  ③渋沢 栄一

【答②】前島密は「日本近代郵便の父」と呼ばれていますが、密が明治政府に任官して間もない頃、上司の大隈重信から鉄道の建設費と営業収支の見積りを作るよう命じられ、苦心の末に精密な計画案「鉄道憶測」を作り上げました。

Q3.新潟県で一番古い木造建築駅舎はどこの駅舎でしょう?
①JR信越線 「犀潟駅」  ②妙高はねうまライン「二本木駅」 ③日本海ひすいライン 「市振駅」

【答①】明治30年、新潟へ向けて開業した北越鉄道㈱は、春日新田駅~犀潟駅~潟町駅~柿崎駅~鉢崎駅(現:米山駅)迄、海線では一番早く開通しました。当時の鉄道建築物で唯一全形が残っている駅が犀潟駅舎で新潟県最古の木造駅舎となります。

Q4.直江津駅の開業当時、停車場の戸を閉める前に合図を出していました。何を使っていたでしょう?
①太鼓  ②笛  ③鈴

【答③】これは「古老が語る直江津の昔」という本の中に『「五分鈴」せってね。赤帽が鈴を振る役ですわ。』という会話が出てきます。まだ電気のなかった時代の話です。ちなみに新橋~横浜間のときは「太鼓」であったと言われています。

直江津鉄道振興会

上越市新光町1-10-20
☎ 025-525-1185(上越商工会議所内)