妊活をしていますが、頭痛がひどく、よく頭痛薬を使用します。あまり服用しない方が良いでしょうか。
抗がん剤など特別な薬剤を除き、卵子・胚への薬剤の影響が生じやすい時期として考えられるのは、妊娠4週4日~妊娠7週6日の薬剤の絶対過敏域です。排卵日を含めて19日以降は薬剤の影響が出る可能性があり、排卵日から18日間に薬剤の影響を受けた場合は妊娠が成立しません。着床前に胚細胞への影響がある具体的な薬剤として、解熱・鎮痛薬の一つであるパラセタモール(N-アセチル・パラ・アミノフェノール(APAP)、別名アセトアミノフェン)は、細胞分裂を阻害し、初期胚喪失に寄与する可能性があると報告されました(Human Reproduction10月号より)。研究では一般量のAPAP服用で体内に到達する濃度で、マウスとヒトの分割期胚(受精翌日から3日目までの胚)において、細胞数の減少や直接的な胚死が引き起こされたと報告されています。同様にマウス、ヒトの胚盤胞期胚(孵化する前の胚)では、内細胞塊の縮小およびDNA合成の低下が認められたとの報告もあります。これらの報告から広く使用されているAPAPが初期胚細胞分裂を阻害し、着床前の胚喪失に関与する可能性が示唆されています。今後さらなる検証が必要ですが、妊娠を希望する女性においては排卵期にAPAP服用に 注意が必要と考えられます。(詳細は、HP cocola妊活プラスで)
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