ひなまつり★押し寿司ケーキ
【ひなまつり★押し寿司ケーキ】
上越市頸城区に伝わる「押し寿司」をケーキ型にアレンジしてみました!
頸城の押し寿司の伝統を継承して販売している「あやめフード」さんにご協力いただき、作り方をおしえていただきます。ひなまつりにみんなで作ってみよう!
【材料】ケーキ型(直径18㎝)
■酢飯 450g×3段分(約米4合)
■五目煮 160g
■炒り卵(使うのは2個分だが作りやすい分量は4個)
■卵 4個
(A)
■砂糖 40g(卵1個につき10g)
■塩 少々
■酢 少々
■シソ漬け 適量
■鮭フレーク 50g
■でんぶ 適量
■ポテトクリーム 適量
(B)
■昆布、酒、砂糖、醤油 すべて適量
■マッシュポテト 20g
■クリームチーズ 15g
■マヨネーズ 大さじ4~5
■笹 9枚
■キュウリ、エビ、紅しょうが 適量
-下準備-
【炒り卵】
1卵をボウルに割り、Aを入れよく混ぜる。
(ほんの少し酢を入れることで卵が細かくパラパラになる)
2 フライパンを弱火にかけ、油を引かずに卵を流し入れる。菜箸6本を使ってひたすらかき混ぜる。パラパラになったら完成。
【キュウリ】
小口切りに。
【エビ】
鍋にお湯をわかし、沸騰したら塩少々とエビを入れる。色が変わってゆであがったら水にくぐらせ、ザルにあげておく。冷めたら半分に切る。
【紅しょうが】
刻んでおく。
【ポテトクリーム】
Bを混ぜ合わせる。絞れるくらいの柔らかさになったら絞り出し袋に入れる。
Point
お湯と牛乳を入れて混ぜるだけのマッシュポテト。これを使えば簡単&スピーディ! スーパーに売ってるよ。
-寿司作り-
1 ケーキ型の底に笹を3枚敷く。ケーキ型の円に合わせて笹をはさみでカットする。
2 酢飯450gを入れ、手でのばして平らにならす。ぎゅうぎゅう押してきっちり詰める。
3 2の上に炒り卵を敷き詰める。その上に刻んだシソを散らす。
4 3の上に円形に合わせてカットした笹を3枚敷く。
5 4の上にご飯450gを入れて、同じようにぎゅうぎゅう詰める。
6 5の上に汁気を絞った五目煮を敷き詰める。
7 6の上に円形に合わせてカットした笹を3枚敷く。
8 7の上に残りのご飯450gを入れてぎゅうぎゅう押す。
9 型からそっと出す。
10 9のご飯の上にデコレーションをする。まず鮭フレークを全体に散らす。
11 絞り出し袋に入れたポテトクリームを生クリームのように飾りつける。
12 エビときゅうりを全体に均一にのせる。
13 彩りにでんぶ、紅ショウガ、残りの炒り卵を使って自由に飾る。
Point
包丁は湿らせて、45度に傾けて切る。笹を一緒に切るので少しずつ様子を見ながら切ろう。
ひと口メモ
●シソ漬けは梅干しと一緒に漬けておいたもの。よく絞って砂糖をまぶしておくとカビが生えにくい。
●鮭フレークは市販の瓶詰でもOK。
●笹の葉は4月の出始めのころのがよいが、冷凍保存もできる。
●五目煮は、戻したかんぴょうとシイタケを油で炒め、シイタケの戻し汁で炒め煮にする。ちくわ、油揚げ、ひじき、ニンジンを加え、砂糖、みりん、しょうゆを何度かに分けて入れる。塩少々で味を調え、最後に酢を入れる。
協力/有限会社あやめフード
上越市頸城地方の郷土食として伝わる「押し寿司」を製造・販売しているあやめフード。伝統的な「くびきの押し寿司」は直江津、上越妙高の駅弁としても売られている。「風味や食感を損なわないように防腐剤や添加物保存料などは一切使用していないため、遠方には提供できないのでぜひ地元で味わってほしい」とのこと。地元の旬野菜と自社米を使った手作りのお弁当も人気で、歓迎会やスポーツ大会などでの注文も受けている。
TEL.025-530-4365