お雑煮、はりはり漬け<お正月special>
【雑煮】
具だくさんなのがここらのお雑煮の特徴。
ぜんまいを入れる地域とずいきを入れる地域があるようです。
【材料】4人分
■切り餅 適量
■白菜 4枚
■大根 150g
■ごぼう 30g
■ニンジン 30g
■焼き豆腐 1/2丁
■つきこん 50g
■ちくわ 1/2本
■鶏モモ肉 100g
■ぜんまい(ずいき) 適量
■水、塩 適量
(A)
■昆布、酒、砂糖、醤油 すべて適量
1 干したぜんまいを水が入った鍋の中に入れ、ひと煮立ちさせ、そのまま放置する。冷めたら水にさらし、一晩おく。(冷めたところで少し揉むと繊維がほぐれ柔らかくなる)
2 材料を切る。ニンジン、大根、ちくわは短冊切り、ごぼうはささがき、白菜はざく切り、鶏モモ肉は一口サイズ、焼き豆腐は賽の目に。
3 鍋に水と大根、ニンジン、ごぼうを入れて火にかける。
4 具材が柔らかくなったら、つきこん、ちくわ、ぜんまい(ずいき)、白菜、鶏モモ肉を加える。
5 Aを加える。
6 焼いて湯通しした餅と焼き豆腐を加える。
7 味見をして塩で味を調える。
Point
干したずいきの場合は沸騰したお湯にくぐらせて水にとる。半日くらい置くとえぐみが取れる。
【はりはり漬け】
数の子を入れると日持ちしないので食べる直前に小分けにしてから加えるのがおすすめ。
【材料】4人分
■干し大根 1.5kg
■ニンジン 2本
■大根 150g
■スルメ 適量
■刻み昆布 適量
■砂糖 800g
(A)
■醤油 4カップ
■酒 2カップ
■酢 2カップ
1 干し大根のヒゲを取る。ぬれ布巾で表面の汚れを拭き、厚さ5mm程度の輪切りにする。
2 スルメは生臭さを取るため空炒りに。
3 ニンジンは千切りにする。
4 干し大根、ニンジン、スルメ、刻み昆布を混ぜ合わせる。
5 Aを沸騰させ、砂糖を入れる。
6 煮立ったら熱いうちに4にかける
。
※翌日からでも食べられるが、冷暗所に1週間くらい置くと味がしみこむ
Point
刻んだスルメと昆布のセットはスーパーでも売っています。
おしえてくれた方/齋京 貴子さん
NPO法人「食の工房ネットワーク」を主宰。あるるん畑のお惣菜、レストランメニューの監修なども行っている。上越地方の郷土料理家でもあり、正善寺工房で料理教室を開催している。毎年年末には正善寺工房でおせち料理教室を開催。そこで仕込んだものは各自持ち帰ることができ、大晦日~お正月への準備ができる。
【お問合せ先】NPO法人食の工房ネットワーク
〒943-0813上越市大字下正善寺1027-2正善寺工房内
TEL・FAX 025-523-0621