そこらから来なった ここらんしょ Vol.5

蜜処「はちみつの木」
ハチマイスター 佐藤 清さん・佐藤 範子さん
静岡県静岡市出身
ここら在住歴 10年

商船の通信士として1年の大半を洋上で過ごす生活をしていた清さん。航海の合間には家族とキャンプに出かけ、田舎暮らしを夢見ていた。糸魚川の早川谷に2000坪の土地と築100年近い古民家を見つけた。その玄関の板塀に住み着いていたニホンミツバチに興味を持つ。飼育に不向きだが、「百花蜜」といわれるほど多種の花から採られる蜜は珍重される。独学で飼育法を試行錯誤し、捕獲に適した丸太の巣箱に、管理がしやすい重箱式の巣箱を乗せた「ハイブリッド巣箱」を編み出す。これが話題になり、講演や巣箱の注文が相次いでいる。
人がやらないことに商機を見出す商社マン気質は生来のものらしく、養蜂以外にもアローカナという鶏が産む緑色の卵や、傷みやすいため流通しないくだものポポーに着目。計画生産も量産もできないが、その魅力にひかれる顧客は全国に。
引っ越してきた当初は農家民宿を営んでいたがテレビ番組に次々と取り上げられ、予約は2年先までいっぱい、忙しすぎて営業をやめた。「本当はこれがやりたいの」と持ち出したのは尺八。竹を切り出しての手作り。鶏がテンにやられても、はちみつをねらう熊が歩き回っていてもなんのその。二人のセカンドライフは航海よりも冒険に満ちている。

 

SHOP info.
[住所] 糸魚川市越543
[TEL]]025-559-2205
●ニホンミツバチのはちみつは今年の分は売り切れ。希望の方は来年のお盆過ぎに問合せを。150g 1,500円
●アローカナの卵「ひすいたまご」は4個200円。
●ポポーは9~10月に1個100円~300円で販売。

★ご紹介ください★
よそから上越地方(上越市・妙高市・糸魚川市)に 移り住んだ方をおしえてください。紙面でご紹介させていただきます。