そこらから来なった ここらんしょ Vol.12

山のCafé ランプ 店主
松野 友美さん
静岡県湖西市出身
ここら在住歴 3か月

  お菓子が焼ける匂い。挽きたてのコーヒーの香り。鳥の声。アート作品のようなかやぶき屋根の内側。好きなものに囲まれて自分のお店を営むというのはどういう気分だろうかと思いきや、「地域活性がいちばんの目的です」と。え? そうなの? この土地に「縁もゆかりもない」という人がなぜ?  長野県佐久市の洋菓子店でパティシエをしていた頃に知り合った、同市内でクライミングジムを経営するAさんが板倉で古民家を購入した。その斡旋をしたのは板倉の先輩移住者で移住サポート活動も行っているKさん。AさんとKさんはこの土地への愛着と危機感をすぐに共有。Aさんは「いつかカフェをやりたい」と話していた松野さんに声をかける。去年の 月、松野さんは現地を見てすぐに気に入り6月にはカフェをオープンした。  社会人になってすぐの頃に南仏にホームステイしたことがある。その経験から、やりたいと思ったらすぐに行動に移したほうがいいと学んだ。それまでは周りへの気遣いと自信のなさで、腰が重いほうだった。南仏のゆったりした時間の流れと自由な空気もやりたいことを明確にしてくれた。  「住んでいる人たちはここが好きで、その思いを大切にしたい。私はそれで全然いいんです」と、やっと叶えた「私のカフェ」への気負いはなく、むしろ「みんなの板倉」への愛が育っている感じ。「十日町はなんで人が多いんでしょうね。板倉にも同じような風景いっぱいあるのにな、と思う」。いえいえ、板倉はこんな素敵なカフェがある分一枚上かも。

 

 

山のcafé ランプ
上越市板倉区猿供養寺357
9:00~16:00(LO15:30)
月曜定休、不定休あり 冬期休業

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よそから上越地方(上越市・妙高市・糸魚川市)に 移り住んだ方をおしえてください。紙面でご紹介させていただきます。