妊活相談室 #24「体外受精の治療も考えています」

体外受精の治療も考えています。卵子や受精卵の取り違いが起きるのではないかと心配ですが、大丈夫でしょうか?

  ご心配になる気持ちはよくわかります。確かに数年前、某大学病院で2組の受精卵を取り間違えて胚移植をしてしまい、その内1例が妊娠に至ったという大変不幸な事例がありました。その事故を契機に関連学会からの指示があり、胚培養士2名によるダブルチェックが義務づけられました。現在は採卵の時から受精、培養、胚移植までにおいて卵子や受精卵を取り扱うときには、必ず胚培養士が2名で確認することになっています。当院においてもガイドラインに従い、各工程を胚培養士が厳しくチェックしておりますので安心していただいて大丈夫です。人工授精の場合も取り違いを防ぐため、約1時間に1例のスケジュールで行うこととしています。人工授精の施術件数が多い日などは、胚培養士が1人1名ずつの担当を決めて精子調整場所や人工授精実施場所を別棟にして作業を行うなど、細心の注意で業務にあたっております。当院では胚培養士による相談室を開設しております。治療を進めていく上で卵子や受精卵に関する疑問など、お聞きになりたいことがありましたら、ぜひ活用してください。今回のご質問のようなことでも更に詳しく説明をさせていただきますので不安が取り除けると思います。(培養士の相談室については当院ホームページをご覧ください)

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