#69「 3年間妊娠しません。治療をしたいのですが、高額な治療は希望しません。どのように治療するのですか?」


3年間妊娠しません。治療をしたいのですが、高額な治療は希望しません。どのように治療するのですか?

不妊治療は、一般不妊治療と全て自費扱いとなる高度生殖補助医療に分かれます。一般不妊治療は自然周期タイミング、排卵誘発剤併用のタイミング法そして人工授精があります。高度生殖補助医療は、体外受精、顕微授精、凍結胚移植という治療内容です。不妊治療による妊娠例のうち8割は一般不妊治療で妊娠すると言われています。原因が特殊な場合(両側卵管障害や無精子症など)は、高度生殖医療の適応となります。
当院の治療別妊娠症例の内訳は、一般不妊治療ではタイミング法が約6割(多い順に①自然周期、②誘発剤内服薬+注射薬併用、③誘発剤注射薬のみ)、それ以降は④人工授精と⑤高度生殖補助医療で約2割ずつでした(2018年当院データ)。治療順としては①から⑤へと順に行い一段階あたりの所要周期は3~5周期くらいです。ただ、その都度ご夫婦のご希望をお聞きして治療を選択しています。例えば、自然周期でしばらく様子をみたいという方や、とにかく妊娠率の高い方法を希望される方などさまざまです。ご自分の希望する治療内容をお伝えください。(妊娠内容等の詳細についてはHPで)

※詳細は大島クリニックのホームページ

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