妊活相談室 #74「 妊娠しないため治療を受けようかと思いますが、体外受精のような高額な治療は考えていません。体外受精を勧められることを考えたら受診しにくいのですが…。」


妊娠しないため治療を受けようかと思いますが、体外受精のような高額な治療は考えていません。体外受精を勧められることを考えたら受診しにくいのですが…。

 妊娠する例では高額な自費診療である体外受精や顕微授精になる前に70%~80%の方が妊娠されますので心配しないでください。卵管障害や無精子症の方は体外受精・顕微授精の適応ですが、通常卵管や精液の所見に異常がない場合は、自然排卵にあわせてタイミング法を試みます。自然周期で妊娠が成立しない場合には、排卵誘発剤(内服薬+注射剤を3~4回)を併用してタイミングを取っていただきます。もちろんすべて保険適応の治療になります。一般的に治療別妊娠の割合は、タイミング法で50%、人工授精25%、体外受精25%と言われております。当院の昨年の妊娠治療成績では、タイミング法で60%、人工授精20%、体外受精・顕微授精で20%の割合でした(詳細はHPで)。
 では、タイミング法で妊娠されない場合はどうするか。次の治療法へステップアップするのか、タイミング法で続けるのかはご夫婦で決めていただくものです。専門医に相談されれば、妊娠率も含めてステップアップをするメリット、デメリットを聞くことができます。まずは専門医にご相談ください。

※詳細は大島クリニックのホームページ

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