妊活相談室 #75「 妊娠前に風疹抗体検査を受けたほうがいいでしょうか?…」


妊娠前に風疹抗体検査を受けたほうがいいでしょうか?他に受けたほうが良い抗体検査は、ありますか?

 風疹ウイルス感染は、妊娠3か月以内に感染を起こすと先天性風疹症候群が胎児に発症する確率が20%になります。妊娠4、5か月で感染した場合はかなり先天異常発症の確率はかなり低下しますが、視覚障害や聴覚障害が発症する場合もあると考えられております。しかし、抗体があれば風疹にかかる心配はありません。過去に風疹ウイルスに感染して発症していれば、抗体が産生され一生免疫が持続するので二度と風疹に感染することはありません。したがって抗体検査の必要性はありません。ワクチンを接種している人は抗体ができる方が大部分ですが、抗体が造られない方もいますので一応検査を受けられることをお勧めします。
 風疹抗体検査の他に調べるとしたら、リンゴ病を起こすパルボウイルスB19抗体検査です。パルボウイルスに妊娠20週までに感染すると、胎児の赤血球を壊して10%の確率で胎児水腫を発症させてしまう可能性があります。パルボウイルスに関してはワクチンが無いので、抗体検査をして抗体が無い場合は対処の方法がありませんので、リンゴ病に罹らないようにするしかありません。

※詳細は大島クリニックのホームページ

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