ここらオタクイズ vol. 45「百年料亭 宇喜世って知ってる?」答え(2024年12月号掲載)
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仲町にある国登録有形文化財の百年料亭 宇喜世(うきよ)にまつわるクイズです。
(出題者:百年料亭 宇喜世)
Q1.令江戸時代末期(1800年代中頃)から続く、老舗の料亭 宇喜世。もともとは何の商売をしていた?
①仕出し屋 ②割烹居酒屋 ③米問屋
【答え】①仕出し屋
【解説】江戸時代の仲町は「田端町」と呼ばれ、高田開府にあたり福島城下から移ってきた魚商人の町でした。江戸時代末期、当時の主人であった寺島甚之助は仕出し屋を営んでおり、その後、幕末から明治の初め頃に、甚之助の娘婿の八蔵が割烹料亭を始め、現在に至るとされます。
Q2.仲町通りに面している昭和初期に建てられた東門。梁中央部にある板に描かれているだるまの数はいくつ?
①15体 ②21体 ③33体
【答え】②21体
【解説】昭和26年以前に建てられたものであると言われている東門も国登録有形文化財です。柱・梁には自然の丸太が使われ、中央部には大きな板戸があり、現在も開店、閉店時に開け閉めされています。梁部分の看板には「宇喜世」を象徴するだるまの絵が21体描かれています。
Q3.檜の舞台(ステージ)もある2階の大広間は畳何帖サイズ?
①36帖 ②80帖 ③153帖
【答え】③153帖
【解説】大広間は約36m×8mと非常に広く、花草が描かれた天井絵も見事です。床の間廻りや欄間なども意匠性に富んだ造りになっています。