山菜CooKing ✾春が香るピザ✾

春いちばんを告げる山菜、ふきのとう。天ぷらばっかりで飽きちゃった~という方におすすめなのが、ジェノベーゼ。ジェノベーゼといえばバジルで作るイタリアンのソースですが、ふきのとうで作るとまったく違う風味が楽しめます。今回はピザ生地の作り方もおそわって、ピザにアレンジ。超簡単で超おいしくって、アウトドアクッキングにもおすすめです!


 【ふきのとうのジェノベーゼ】

材料(ピザ2人前1枚に対して)
ふきのとう 5~6個  ※花が開いていてもOK
オリーブオイル 大さじ3
塩ひとつまみ

【森の家特製ダッチオーブン焼きピザ】
■生地材料(2人前1枚分)

強力粉 75g
薄力粉 75g
ドライイースト 小さじ1
塩 小さじ1/2
ぬるま湯 40℃くらい 95cc
オリーブオイル 大さじ1

■ピザのトッピング

基本的に自由ですが、今回はジェノベーゼ以外にトマト缶(カットトマト)を煮詰めて塩とパセリみじん切りを加えたもの、トマトスライス、炒めたベーコン、しめじ、チーズをのせました。チーズなしでもOK。


【手順】

ピザ生地は発酵させるので先に作る。
ビニール袋の中に生地の材料を量りながら入れて、手でこねる。
色ムラや粉っぽさがなくなり生地が袋からきれいにはがれるようになったら袋から出して、さらに手でこねる。

 

 

 

 

そのうち手にもくっつかなくなったら丸くまとめて袋に戻すか軽くかぶせて暖かいところに置く。

 

 

 

 

 

生地を発酵させる間にジェノベーゼを作る。
ふきのとうを切る。お尻の変色した部分を切り落とし、どんな大きさでもいいのでザクザク切る。あんまり細かすぎると焦げておいしくなくなるので注意。変色しやすいので手早く。

 

 

 

 

フライパンを弱火にかけ、オリーブオイルを温めてふきのとうを投入。
炒めるというよりは煮るイメージで、焦げないように時々混ぜながら。オイルが減ってきたらふきのとうがひたひたになるくらいに追加する。
2~3分炒めたら塩ひとつまみを振り入れ、火を止める。鮮やかな色と風味が残るように、やりすぎ注意。

 

 

 

オーブンの天板にアルミホイルを広げ、その上にクッキングペーパーを敷いておく。
放置しておいたピザ生地を手で広げる。
のびが悪いときはオリーブオイルを追加する。ある程度広がったら天板のシートの上で形を整えながら指でのばす。
お好きな厚さに広がったらフォークでところどころ穴を開ける。

 

 

 

オリーブオイルを薄くひいた上に具をのせていく(オイルはフチには塗らない)。

まずトマトソース、次にジェノベーゼ、トマトスライス、しめじ、ベーコンをのせ、最後にチーズをパラパラのせる。

 

 

 

オーブンで250℃で15~20分で焼く。アウトドアで焼くときはダッチオーブンで炭火をフタの上にも乗せ、上下からしっかり熱する。

 

 

 

 

完成!!

ふきのとうのいい香りがトマトソースやチーズにもぴったり!ピザ生地はモチモチ、本格イタリアンが超簡単にできちゃった!?