ここらオタクイズ vol. 39「苗名滝(妙高市)って知ってる?」答え(2024年7月号掲載)
これであなたもここらの達人! ここらオタクイズ
ここら(上越・柏崎地域)の歴史、文化、自然を知って、もっとここらを好きになっちゃおう!
「日本の滝百選」のひとつに選ばれている観光スポット「苗名滝」にまつわるクイズです。(出題者:妙高高原観光案内所)
Q1.苗名滝は落差55mの高さから水が落ちる豪快な様子と音から別名なんと呼ばれているでしょうか?
①地震滝 ②轟滝 ③雷鳴滝
【答①】地震滝
その昔、流れ落ちる水音があまりにも激しく、周囲の森に響きわたる轟音がまるで地震のようだったことから別名「地震滝」と呼ばれています。
Q2.苗名滝で「瀧けぶり 側で見てさへ 花の雲」と俳句を詠んだのは誰?
①与謝野晶子 ②小林一茶 ③与謝蕪村
【答②】小林一茶
長野県信濃町出身の小林一茶が詠んだ句。一茶は文化9年(1812年)に江戸から故郷の信濃町に移り住みましたが、翌年に野尻の門人と苗名滝に足を伸ばしたと自身の句日記「七番日記」に書かれています。
Q3.「なゐのたき」➡「なえなたき」➡「苗名滝」になったと言われていますが、古い日本の言葉で「なゐ」とはなにを指す言葉でしょうか?
①稲 ②龍 ③地震
【答③】地震
奈良時代の日本書紀にも登場する「なゐふる」とは地震を表す言葉で「なゐ」は大地を「ふる」が揺れを意味していますが、のちに「なゐ」だけでも地震を表す言葉になりました。高田平野の水田を潤す水であることから苗の字があてられ、苗名滝となったと伝えられています。