9月号巻頭特集「そして気分はRun! Run! Run!」 こぼれ話&動画をcheck!

持久走と聞いただけでどんよりしちゃうキミ!
生まれ変わるチャンスをあげよう。
さあ、ここに書いてあることを実践すれば誰だって自己ベストを更新

■紙面の特集内容はバックナンバーを見てね♪


今回、長距離走を指導してくれるのは

上越教育大学 大学院生 杉山 和生(かずき)さん
千葉県出身。全国高校駅伝出場。1学年後輩にはケンブリッジ飛鳥がいたという日本大学陸上部では箱根駅伝にもメンバー入り。教育実習では女子にも男子にもモテモテのさわやかアスリート。
おしえてもらう小学生
写真左)まなみちゃん/小学3年     写真右)いっせいくん/小学3年


靴の履き方

●ヒモを手前から3穴分くらいまでゆるめ、1つずつしめる。
●つま先ではなく、かかとをトントントン!


ウオーミングアップ1_下半身中心

●アキレスけん伸ばし…前のヒザを曲げて後ろ足のアキレスけんを伸ばそう。かかとが浮いているとふくらはぎしか伸びないよ!
●足首回し…座るか片足で立って手でしっかり回す。逆回しもやること。


ウオーミングアップ2_上半身

じつは持久走は上半身をすごく使うんだ。
●ブンブン肩回し / 肘曲げ肩回し / 右前回し・左後ろ回し / 2人ペアで腕回し手を組んで前に後ろに
スタート前には肩をもみあいっこしよう。呼吸筋をほぐすようにね。くすぐられると体がリラックスして柔軟になるよ。とくに男子は体が硬いから効果的!


まずは軽く1周走ってみよう

いつものように走るフォームを杉山コーチがチェック。
子どもにありがちな「よくないフォーム」
●上にピョンピョンはねる ● 頭が後ろに反って左右にブレる
●手が下に垂れる ●足を後ろに蹴り上げる ●疲れると前かがみになってくる


走り方アドバイス

●ペース
持久走でいちばんむずかしいのはペース配分。とくに小学生はスタート直後にとばしてあとからバテることが多い。最初は元気があってもガマンして自分のペースをキープ。ラストスパートはどのへんからかければいいか? 練習を積んで体に覚えさせよう。

【トロッティング】つま先を地面につけたまま、ももを上下して小刻みに進む。ももを上げて走るイメージトレーニングになるよ。


飽きない練習

トラック練習は飽きやすいので途中ジグザグコースや片足飛びの場所を作って変化をつけると楽しく走れるし、体幹も鍛えられるよ。

そして最後にとても良い走り方をほめられて、さらにヤル気になる子どもたち…


坂の登り方

前傾でモモを使う。足裏を見せないように…を心がけて!
※動画の一部に画面が縦横に動いている部分がありますがご容赦ください…


指導後の走りを見てみよう

杉山先生の正しい走りを見てみよう