第25回 cocola部アンケート「ここらの星を眺めてみよう」

寝苦しい夜は外に出て夜空を見上げてみませんか?
星、宇宙、UFO、宇宙人…? ここらの人たちは空を見上げて何を思うのでしょうか?
素朴な疑問には「星のふるさと館」館長さんに答えていただきました。

Q1 星・宇宙に興味はありますか?

 

Q2 以下の中から行ったことがある、もしくは経験のあるものを選んでください

Q3 Q2の体験で、心に残ったエピソードがあれば教えてください

●コロナで会えない友人や大切な人も同じ星や月、流れる雲を見ているのだろうか?と思っていると、2つ同時に流れ星が…「あの人とあの人も同じ事を考えているのかな?」と嬉しく思った事がある。(女性・40代)
●夏にコテージに泊まり、夜は芝生に寝そべって流れ星をたくさん見ました。そこにホタルも現れきて、なんとも感動的な時間でした。あんなに美しい夜は後にも先にもありません。(女性・40代)
●上高地でテントキャンプした時の話です。当日の天気は晴れの予報でしたが夜になり突然の豪雨。慌てて浸水しそうなテントを移動させほっと一息つけば雨もすっかり止んでその時に見上げた夜空には本当にすごい満天の星。あまりに綺麗でしばらく見上げていました。今までに見たこともないような数の星々でした。あーまた行きたい。(男性・50代)●帰りの便のトラブルで荷物だけが全て現地待機となり、手ぶらで帰ってきたこと(笑)(女性・30代)
●10年ほど前の部分日食。朝の通勤時間でした。朝なのに夕方のように暗くなりました。職場に着くと、窓から机に差し込んだ日がみんな三日月に。不思議な光景でした。他には初めて肉眼で、といっても望遠鏡を通してですが、土星の輪や木星の衛星をみたこと。本でしかみたことのない世界が本当にあることに感動しました。(女性・50代)
●大人になってから、ネスカフェのCMのロケ地になっていたプラネタリウムに行ったとき、子どもの頃に見たプラネタリウムとのクオリティーの違いに圧倒された記憶があります。(女性・50代)
●20年ほど前、仕事で南葉山のキャンプをして夜に、こどもたちと星の観察会をやりました。すぐ下には上越市の町が広がっているのに、寝転んでみた星は驚くほどはっきりと綺麗に見えました。他県から数百人のこどもたちが来て来ましたがこどもたちの感動ぶりは今でも忘れません。(女性・50代)
●5年程前の日食では朝8時過ぎにも関わらず、夕方のように薄暗くなったのが印象的でした。(男性・60代)
●プラネタリウムを初めて見て、とてもきれいだった。(女性・40代)
●真夏の夜、妙高高原まで星空を見に行きました。
毛布を被らないと寒いくらいで、見上げた空全部が無数の星でした。(女性・40代)
●学生時代など、神秘と安らぎを求めて、ひとりでたびたびプラネタリウムに行きました。貸切状態か、他のお客さんはいても1人か2人。自分1人のために丁寧に上映してくれる様子が、なんとも贅沢で忘れられない時間でした。(女性・30代)
●月の光を浴びるといろいろなことが浄化されるような気がして、ただ月を眺めるのが好きです。疲れてる時は特に疲れが和らぐような気がします。(女性・40代)
●静かな山で、街の光もなく、静かで虫の声が聞こえる暗闇に、満点の星空。宇宙に包まれてるようでした!(女性・50代)
●日食を見たかったけど日食グラスがなくて、厚紙に小さな穴を開けて子供と一緒に見た。穴のサイズが難しくて試行錯誤してやっと見れたときの喜びはひとしおだった。
つい最近の月食も楽しみにしていて、1日勘違いして空を見上げた。月もよく見えるし絶好の月食観察日和!しかし時間になっても欠けてない…調べたら翌日が月食だった。翌日、今日こそは!!と空を見たら雲がいっぱいで月が全く見えなかった。外に出たら少しは見えるかと思ったが、残念ながら全く見えず…
次回に期待。(女性30代)
●日食を見ていたときに、近くにいた女子高生達が、「祟りじゃ、祟りが来るぞ」と、遊んでいて、つい笑ってしまった。 (女性・40代)
●キャンプ場で流星群を見たときは感動でした!(女性・40代)
●日蝕で日本が沸いた時、テレビで紹介された手作り日蝕観察グッズ(筒状の物)で、壁に影を映して観察しました。日蝕も面白かったけど、観察方法も興味深いものでした。(女性・50代)
●日食を見るときに専用のフィルムが無かった為、シタシキを代用して、太陽を見た。(男性・50代)
●明石の天文台での一夜は素晴らしかった(女性・70代)
●柏崎にプラネタリウムが見れる公園があったと思います.会社の人たちとプチ旅行でそのプラネタリウムを見ました。(男性・30代)
●プラネタリウムといえば、デートの定番でした。(女性・50代)
●博物館のお月見会で、手作りのお月見団子まで振舞われたのだが、地元のおばちゃん達が作ってくれた団子がべらぼうに美味しかったことをずっと忘れられない。(女性・30代)
●妙高自然の家に宿泊体験時に、子どもたちと、国際宇宙ステーションを星空と共に観ることができました。(女性・50代)
●何年か前に、皆既日食が見れた。でもこの前の皆既月食がみれなくて残念だった。(女性・40代)
●先日の皆既月食、興味深かったですが、撮影、出来るワケも無く(女性・60代)
●子供たちが小さなころを連れて行ったプラネタリウム。子供たちは大興奮だったが、疲れ果てた親は暗くなった途端にぐっすり。
終わった後、すごかったねぇ。きれいだったねぇとこ友たちに言われそうだねぇ。また来ようねと。汗(男性・60代)
●小4の頃、UFOらしきものを見た。(男性・60代)
●子供達が小さい頃 近所のおじさんが自分の望遠鏡で皆既日食を見せてくれました。子供達 大喜び♪(女性・40代)
●新潟県立自然科学館のプラネタリウムで見た「HAYABUSA」の迫力に感動。普通の映画館と違い全天周デジタル映像がすごかった!(女性・50代)
●流れ星をみたこと(女性・50代)


Q4 星・宇宙にまつわるおすすめスポットや本、映画などを教えてください

●子どもの頃読んだのはカールセーガンのCOSMOS。まるで宇宙をたびしているようでした。映画はアポロ13やオデッセイなど。(女性・50代)
●今、行ってみたいのが光ヶ原高原、笹ヶ峰などの星空撮影スポットです。(女性・50代)
●南葉山(女性・50代)
●宇宙でひとり軌道から外れてしまった絶望が描かれている映画、タイトル忘れた…(女性・30代)
●木村拓哉が出てたドラマにいつも月が印象的で素敵でした(女性・40代)
●宇宙といえば、銀河鉄道999。未来にはいろんな星にいろんな人がいろんな価値観で住んでいる。自分が正しいだけの世界じゃない気付きがある。(女性・50代)
●宇宙少年(女性・40代)
●笹ヶ峰、感動しました!(女性・40代)
●南葉山キャンプ場で眺める、夜空の星と地上の星!一杯飲みながら、最高です!(女性・50代)
●石川県の「宇宙科学博物館コスモアイル羽咋」では、宇宙人がアルバイトしています。私が行った時は、残念ながら、会えませんでした(>_<)(女性・50代)
●東京から、上越に転入して間もなく、金谷山で、それまで見たことがないくらいの、はっきりとした天の川を見ることができて感動しました。(女性・50代)
●ガンダムを見ていると、全く違う世界ではあるが、人類が宇宙へ進出し暮らす未来が当たり前のことなんだなと感じ、ゾクゾクする。(女性・30代)
●新潟の自然博物館? だったか、プラネタリウムも良かった(女性・50代)
●清里の星のふるさとかん(女性・50代)
●子どもが星座が好きで、星座の本をよく買っています(女性・40代)
●糸魚川市…やはり、奴奈川姫伝説‼️星・宇宙に関係は無いかも知れませんが…何か神秘なモノが有ると思っています。(女性・60代)
●未知との遭遇(男性・60代)
●映画「My Life As A Dog」冒頭で宇宙で死んだ犬の話いが出てくるだけだけど…。宇宙といわれて真っ先に思い出した。「コンタクト」…ジョディーフォスターが時空を超えて父?に再会するシーンに感動。清里区の星のふるさと館では「あの日の星空が見たい」というリクエストに応えてくれる。誕生日のサプライズプレゼントにすごくいいと思う。(女性・50代)
●詳しい場所は覚えてないけど赤倉界隈のスキー場付近の道に車を止めて見ていたら流れ星が見えました。
「不思議惑星キン・ザ・ザ」という 旧ソ連のコメディー・SF​映画がおすすめ。かなりシュール。(女性・50代)
●ホワイト・ホール
スティーブン・ホーキング(女性・50代)

Q5 地球外生命体やUFOの存在は信じますか?

Q6 Q5の理由を教えてください

●とてつもなく広い宇宙。いてもおかしくない。(女性・40代)
●いてもおかしくないなと、自然に思います。(女性・40代)
●やっぱり信じていたほうが面白いじゃないですか(男性・50代)
●地球があるし、人類もいるから。同じタイプがいるとは思いませんが、地球の中の高熱の場所にも生命はいるので。(女性・50代)
●見たこと、会ったことがあるから。(男性・60代)
●地球に地球人がいるように、ほかの星に他の星人がいないとはいえないと思うので。(女性・50代)
●見たことはありませんが感じます。(女性・50代)
●地球が存在しているように、他の星に生命体が有ってもおかしくないと思います。(男性・60代)
●未確認だから(女性・40代)
●宇宙は広さがわからないくらい広いのだから、地球人しかいないという方が不自然。(女性・30代)
●宇宙は広いから、どこかにいると思う。(女性・40代)
●広い宇宙であれぱ、地球と同じ条件の星は絶対あると思う。(女性・40代)
●宇宙の終わりを知らないから。未知の世界。(女性・50代)
●逆にいないと思う理由が浮かばない。(女性・40代)
●キャンプしてるときに見た!知らない人も一緒に見た!ざわつきました。(女性・40代)
●地球にいるのだから、他の星にもいるだろう。(女性・50代)
●地球にだけ生命体が存在するのは、おかしい。(男性・50代)
●地球に似ている星があっても不思議ではない。(女性・50代)
●ありえない(女性・70代)
●技術の進歩でいろいろと合成で作り上げられるような時代になりました.一昔前はロボットの存在すら怪しまれましたが今では当たり前.いろいろな説がありますがまだまだ公にならない以上信じられません.(男性・30代)
●宇宙は広いので。(女性・50代)
●自分たちも宇宙人だから。宇宙はものすごく広いから同じような生い立ちの生物はきっといる。(女性・30代)
●なんとなく(女性・40代)(女性・50代)
●なんとなくそう感じるから(女性・40代)
●地球に生命があるのだから広い宇宙のどこかにほかにもいてもおかしくないと思います。(女性・30代)
●地球をどこからか観てる何かがいそう(女性・50代)
●この広い宇宙で、地球以外にも生命体はいてもおかしくないと思うので。(女性・40代)
●たぶんいない。(女性・50代)
●夜、海を眺めていたらフラフラ飛行する物体が!ビュンビュン移動して消えたのを、複数人が目撃!!!絶対UFOでした・・・(女性・30代)
●実物をみたわけではないから(女性・30代)
●このちっちゃな地球でさえ、月や火星に行っている時代です。他の惑星にも生命体はいるはず??(女性・60代)
●お化けはいないと思うが、地球以外に生命体がいることが信じられないという理由がわからない。地球だけに生命体がいるわけがない。(男性・60代)
●これだけ広い宇宙で、他に生命体が居ると思う。(男性・50代)
●Q3の影響(男性・60代)
●UFOは何度も見ています。正確には、「UFOだと信じる以外に説明のつかない物体」ですが。東京ではたくさん見ましたが、こっちにはあまりいないですね。海の上ではよく現れると、こっちで釣り船を持ってる人は言ってました。(女性・40代)
●根拠はないけどいるハズ!遭遇してみたい!ロマンです。(女性・50代)
●見たことあるので
●壮大な宇宙の中で宇宙人がいてもおかしくないと思うから(女性・50代)
●実際に遭遇された映像があったり、この宇宙の中で、私達は地球をいう一つの星に存在しているだけで、他の星にも、生存しても何ら不思議ではないと思います。(女性・50代)

Q7 星・宇宙について知りたいことがあれば教えてください

cocola部員からの質問に、上越清里星のふるさと館館長 鈴木恒夫さんに答えていただきました。

Q 星を見るのに適した時間帯はあるのか?
A 夜暗くて天気の良い状態であれば、いつでも大丈夫です。ただし、星は地球の自転にあわせて1日に一回転していますので、特に見たい星や天体がある場合は、それらが空高くに昇っている時間を選ぶ必要があります。星座早見盤や、天文施設のホームページなどをご覧ください。

Q なぜ北側の空には星が少ないのか。星の数が少ないのか、恒星が少ないから明るく光る星が少ないのか?
A 私たちの太陽や地球は、銀河系(天の川銀河)というたくさんの星の集まりです。この銀河系は渦を巻いた円盤状をしているため、見る方向によって星がたくさんある方向と少ない方向があります。そして、北側の空は星が少ない方向にあたります。

Q 星座の見方、探し方を知りたい!
A 春であれば北斗七星や春の大曲線、夏であれば夏の大三角といったように、比較的見つけやすい星の並び方があります。これを基準にして、近くの星や星座を探してはいかがでしょうか。最近では様々なインターネットサイトで紹介されていますし、星のふるさと館のホームページにも「今月の星空」を掲載しています。

Q 宇宙の果てはどうなっているのか?
A 多分この質問に対して、100%正しいと証明された答えを返せる人はいないと思います。しかし遠くの銀河ほど速い速度で遠ざかっていること、宇宙が膨張していることはほぼ確実ですので、その速度が光よりも早くなった時点で私たちはその天体を見ることができなくなってしまいます。これがある意味では「宇宙の果て」なのではないかと思います。

Q 地球以外に生命体はいるの?
A いるかもしれませんが、現在のところ確証はありません。ただし宇宙にはたくさんの銀河があり、その中のひとつである私たちの銀河系の中には、太陽のような恒星が千億個もあります。そして、恒星の周りを回っている地球のような惑星もいくつも見つかっています。こうして考えると、ひとつくらい生命体がいる星があってもおかしくないような気がします。

Q 光年って、ちょっとよくわからない…
A 「年」とありますが、「時間」の単位ではなく、「距離」の単位です。光(1秒間に30万km進む)が1年間に進む「距離」を「1光年」としています。1年間は約365日で1日は24時間、1時間は3600秒ですから、これらの数字をすべて掛け算して、1光年は約9兆4600億kmということになります。

Q 時空や次元との関係って?
A ふだん私たちが生活している空間が「たて・横・高さ」の三次元、これに時間を加えて四次元となります。ただし高等物理学や数学では必要に応じて、これ以外の独立に変化する値(変数)を同時に考える場合があります。例えば上記三方向の速度も独立な変数として加えることができれば七次元、同じく三方向の加速度も考慮するとあわせて十次元となります。
いずれも「それらを定義すると物事を考えるのに便利だから」導入するものですので、日常生活にはあまり必要ないかと思います。