「舌」は内臓の状態を映し出す鏡!

 舌を見る診断法は「舌診」といい、東洋医学では舌の各場所がそれぞれの臓器につながっていて、その臓器の弱りが舌に現れると考えられています。舌の先は心臓や肺、中心は胃や消化器系、根元は腎臓系、両側面は肝臓や胆嚢などの状態を表しています。舌の色は赤みが強いほど過剰な熱を持った水分不足の状態、白っぽいほど冷えがあり栄養・エネルギー不足の状態、紫っぽい場合は血流が悪いと考えられます。形は痩せて薄いと栄養不足や水分不足、やや大きく腫れぼったく歯形がつくと水分代謝が低下しむくみや冷えのある状態、亀裂があると水分を保持する力がなく熱がこもっている状態などと推測されます。また舌の苔の状態では、苔が厚ければ厚いほど胃に余分な水分が溜まり弱っています。さらに色も黄色になってくると過食などによる胃のダメージが大きく体に熱や湿気が停滞しているという状態です。一方苔がない、所々剝がれているときは栄養・エネルギー不足や免疫機能低下が推測されます。毎日舌の状態を見て体調の変化を感じ、養生の参考にしてください。