そこらから来なった ここらんしょ Vol.16

ヨガ講師
江口 美和子さん 新潟県新潟市出身
ここら在住歴 2年

 組子細工のファサード、重い扉を開けると高い天井に明り取りの窓、和箪笥、アロマオイルの香り…。これが町家? と錯覚するような気持ちのいい癒し空間が広がる。「ヨガは場の雰囲気も大切。ジムとは違う場所にしたかった」。高田の古い町家を改装しヨガスタジオ「木舎」を開いたのが1年前。新潟市でヨガ講師をしていたが、結婚を機に上越へ来たのが2年前。雁木の並びの数軒先の「みんなのフレンチ レルヒ」のシェフの奥様、と言ったほうが女性読者は興味がわく? 最初は「ヨガを封印」しレストランを手伝っていたが、レルヒの駐車場を探していてこの物件に出会い、初めて自分のスタジオを持つことに。知り合いのいない土地で「町家の人は冷たいよ」なんて忠告する人もいたが、始めてみると通ってくる生徒さんたちはみな温かい。生徒同士も和気あいあい、顔見知りでなくても声をかけあう姿は新潟市では見られないという。太い梁を使ってエアリアルヨガ(ハンモックを使った空中ヨガ)も始めた。血の巡りがよくなり筋肉がほぐされるばかりでなく、恐怖心や思い込みがなくなり、メンタルが解放されるという効果も。「木舎」という名前は木の校舎のような建物のイメージと、サンスクリット語の「モークシャ」をかけている。「自由」とか「囚われから解放された状態」を意味するという。町家というと暗いイメージがつきまとうが、住む土地にこだわりはないという江口さんだからこそ、先入観に囚われることなく、自由な空間を創り出せたのかもしれない。

 

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