ここらオタクイズ vol.04「中村十作ってどんな人?」答え(2021年6月号掲載)

これであなたもここらの達人! ここらオタクイズ

ここら(上越・柏崎地域)の歴史、文化、自然を知って、もっとここらを好きになっちゃおう!

 

vol.04「中村十作ってどんな人?」の答え

沖縄の宮古島の人々のために尽力した郷土の偉人 中村十作にまつわるクイズです。
出題者:中村十作記念館

Q1.中村十作の生誕の地であり、中村十作記念館があるのはどこでしょう?
①上越市板倉区  ②上越市三和区  ③妙高市

【答①】

Q2.中村十作が学んだ学校はどこでしょう?
①ハーバード大学  ②明治法律学校(現在の明治大学) ③東京専門学校(現在の早稲田大学)

【答③】

Q3.中村十作が25歳の時に沖縄県宮古島に渡った目的は何でしょう?
①観光  ②真珠の養殖事業  ③サトウキビの栽培事業

【答②】

Q4.中村十作が廃止に尽力した、宮古・八重山諸島の、納税能力に関係なく成人1人につき一定額を課す税を何というでしょう?
①人頭税  ②売上税  ③贅沢税

【答①】

中村十作は、現在の早稲田大学を中退後、真珠養殖を夢見て宮古島に渡りました。その時、宮古島は人頭税という過酷で不合理な税により、農民たちは貧困と差別に苦しんでいました。十作たちは弟の十一郎や増田義一らの協力を得て、人頭税廃止の請願書を帝国議会に提出。請願は可決され、1903年(明治36年)ついに260年以上も続いた人頭税は廃止されました。

中村十作の功績は現在も宮古島で語り継がれ、「大和神」として奉られています。この業績を称え、記念館を稲増集落開発センターに設置しました。
記念館には、中村十作に関する資料や、人頭税廃止運動を支えた人々の資料を展示しています。

中村十作記念館

上越市板倉区稲増109-1
来館は、前日までに☎025-578-2141(板倉総合事務所)にご連絡ください。