妊活相談室 #91「今度不妊治療を受けようかと思います…」


今度不妊治療を受けようかと思います。私は働いているため、通院の回数がどれくらいになるのか知りたいです。

月経1周期に必要な通院回数を、当院で行っている妊娠数の一番多い治療法を用いて受診回数を見てみましょう。一般的な初回治療法は、排卵誘発剤内服薬と注射剤を用いたタイミング法となります。治療による妊娠50%はこれで成功します。月経3日目頃に誘発剤の内服を開始、月経8日目頃から誘発剤の注射を一日おきに4回ほどします。卵胞(卵子の入っている袋)が17mm以上になったら排卵させるhCGという薬剤を注射し、2日後くらいに排卵の確認をします。これで1周期に7回受診することになります。排卵誘発剤を併用したタイミング法で妊娠している症例では排卵誘発剤の注射が平均3.9回、妊娠していない症例では平均2.9回となっており、この差は統計上明らかであると認められております。これは、あくまでも平均値であり妊娠のためには4回注射が必要ということではなく、注射をなるべく多く行ってより多く排卵させたほうが妊娠率が良いという結果です。
 次に妊娠の20%を占める治療法である人工授精は、排卵誘発剤はタイミング法と同じくらいの回数になりますが、人工授精を行う日が1回追加されます。(7日+1日が目安)。詳しい治療法のポイントについては、当院ホームページを参照してください。

※詳細は大島クリニックのホームページ

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